自叙伝の出版費用まとめ【2019年版】自伝を作って商業出版しよう!

自叙伝・自伝を出版する際の費用をまとめました。どのような形式で出版するかによって費用は大きく変わります。あなたが出版する目的によって、その本の作り方も変わるのと、単純に部数などの印刷費用も変化するので、まずは自分のなかで『ゴール設定』を明確にしていきましょう。

<目次>
・自叙伝を出版する費用
・自叙伝の出版形式について
・自叙伝・自伝を出版する目的
・出版費用の詳細まとめ
・自叙伝の出版費用の目安

自叙伝を出版する費用

一般的に自叙伝は「自費出版」になります。例えば、タレントや著名人の自叙伝であれば、著者の負担がない商業出版も可能ですが、一般著者の場合には出版費用は著者が負担することになります。基本的に、一般著者の自叙伝の需要はないので、出版社が負担するということは考えにくいです。

自叙伝を出版するのに必要な費用はどのようなものがあるか?細かく上げるとキリがないのですが、詳細は後ほどまとめて紹介していきたいと思います。また、自叙伝・自伝の出版目的や出版形式によっても費用はピンキリです。

著者が負担する費用の目安だけを先にお伝えしますと、大まかには5万円~200万円というイメージで良いと思います。もちろん、安いのには安い理由がありますが、その理由によっては選択肢として残す価値のある場合もあるでしょう。

逆に、皆さんの予算に応じて自叙伝の出版方式を選択するということもできます。当たり前ですが、大手の有名書店に1000部を並べたいというなら100~200万円くらいは必要になります。電子書籍のようなデータ上での出版でよければ5万円もあれば“なんちゃって出版”も可能です。

現在は、さまざまな出版形式を選べる時代です。自分の目的に合わせて手段を選んでいきましょう。最も(自分にとって)コスパの良い出版を選ぶことで、自叙伝を出版した達成感や満足感も高まります。やはり自叙伝の出版において、何よりも著者自身が満足できることが優先すべき項目になります。

基本的に、自叙伝は「売れる本」ではありませんので、それ以外の達成感を満たす必要があると考えています。それが作品のクオリティを高めることであったり、コスパの良さであったり、より読者に届く環境つくりなども大切なことだと思います。

自叙伝の出版形式について

自叙伝の出版形式に関して「商業出版」と「個人出版」に区別して説明していきます。商業出版は不特定多数の読者に販売する目的であり、著者に印税が発生する形式です。個人出版は自分や家族向けの書籍のことだと思ってください。

<商業出版|大手書店に並べる>

一般著者の自叙伝は売れる本ではないので、通常であれば大手の書店に並ぶことはありません。しかし、出版社がお金を払うことでスペースを買い取ることが可能です。もちろん、その費用は著者が負担したものです。いわゆる期間貸しみたいなものなので、約2~3週間もすれば店頭からは跡形もなく消え去ります。

<商業出版|一般的な書店に並べる>

こちらも上記と同じですが、ただ店頭に並べたからと言って「もともと需要がない本」なので売れるわけではありません。ほとんどの自叙伝の場合、ただ「店頭に並べた」という事実が残るだけです。どうせ店頭に並べるなら大金を支払ってでも大手の有名書店を選んだ方がコスパは良いかもしれません。

<商業出版|大手サイトで販売する>

オンデマンド出版という形式(当方で採用しているシステム)であれば、著者の負担を抑えて出版することが可能です。在庫という概念がないので、著者の負担から「印刷費用をカット」することができます。さらに売り切れもないので、半永久的に販売できるため自叙伝でも購入される可能性が高くなります。

<商業出版|電子書籍>

ただ文章を販売したいのであれば電子書籍をオススメします。しかし、電子書籍は読まれない本としても有名です。その最大の理由としては、スマホなどでいつでも読めるという感覚は「いつまでも読まれない」という状況であり、飛ばし読みされる媒体なので、本としての価値が下がっているのが現状です。

<個人出版|家族や身内に配る>

自叙伝の出版の6~7割はこの出版形式になると思います。身内が読者だからと言って、質の低い本を作るのは良くありません。出版社の編集担当者がアドバイスやサポートしてくれるところであれば、第三者的な視点から書き直しもできるので、自叙伝としての質や価値も高まるでしょう。

<個人出版|自分で保存する>

例えば、自分のアルバムや写真集などは市場価値や需要がないので販売できるレベルではありません。しかし、対外的に見せるものではないので、著作権なども関係なく作れます。趣味として楽しむには十分に価値のある出版形式だと思います。友達や家族に見せるくらいなら著作権も問題ありません。

自叙伝・自伝を出版する目的

自叙伝を出版するために『ゴール設定』をしていきましょう。これによって自叙伝の費用をどれくらいに抑えるべきかなども見えてくるので、初めての出版の際には必ず考えておくべきポイントです。あなたが「自叙伝」を出版することで、何を得たい(得られる)と考えていますか?

・自分の知識を広めたい

・自分の功績を残したい

・ブランディングに活用したい

・家族や親族に伝えたい

・記念品を作りたい

これらの目的以外であっても構いません。その目的を達成するための手段として「自叙伝の出版」が成立するのであれば、あとは現実的な費用を比較していけば良いと思います。また私的には、上記にあげたような目的であれば、自費出版という手段は同効果を得られる可能性は十分にあると考えています。

もちろん、お金をかければ全てが上手くいくわけではありません。今回のように自叙伝でなくても、出版してみないと分からないことが多い業界です。大手の出版社が「これは売れる!」と思って作った本が全く売れないなんてことも日常茶飯事なのです。

つまり、自叙伝を出版する目的や手段と、その費用を比較することで、自分にとっての最善策を選ぶ必要があります。失敗を恐れずに大金をつかって書店に並べていくのか、堅実にオンデマンド出版をするのか、とりあえず手軽な電子書籍にするのか、少し時間をおいて考えてみても良いかもしれません。

出版費用の詳細まとめ

<編集・校正>

自叙伝の出版は、本を初めて出版する人が多いです。つまり、出版においては「素人」です。本(書籍)として成立させるために必要な最低限の処理やクオリティを高めるための作業を行います。ページ割りなどの全体の構成から、誤字脱字チェックなども含まれます。

<デザイン費用>

一般的な自叙伝であれば、写真や画像などは著者が持っている画像を使うことが多いので、本文内のデザインはほとんどありません。基本的にはカバー(装丁)デザインだと思ってください。著者の意向や出版の目的を組みながら、その自叙伝に合ったデザインを考えていきます。

<印刷費用>

ページ数や表紙や本文の紙質、カラーのページ数などによっても変わっていきます。まだ原稿を書いていない場合には見積もりが難しいので曖昧な金額提示になるでしょう。オンデマンド出版においては、この費用が全てカットされるので出版費用が抑えられます。

<店舗配本・設置>

やはり誰でも知っている有名な書店では高額な費用が必要になります。著者が200万円くらい支払う出版社であれば、あなたが希望する書店に自叙伝を並べることも可能です。しっかりと設置期間も確認しておきましょう。こちらもオンデマンド出版では全てカットされる費用です。

自叙伝の出版費用の目安

以下は、大まかな自叙伝を出版する費用の目安です。多くの出版社が自叙伝の費用に関して、あまり公にしていないのは「ページ数による見積もりが変化する」という理由もありますが、その真相は「公には知らせたくない」のです。なぜなら、冷静に数字上で見てしまうと「高い!」と感じて諦めてしまう人が多いからです。

・大手書店に並べるなら200万円程度(1000~2000部)

・とりあえず書店に並べたいなら80万円(500~1000部)

・オンデマンド出版で40万円以下が目安(部数関係なく半永久的に販売可能)

玄武書房の商業出版について

当方(玄武書房)では“3種類の商業出版”を用意しています。それぞれの著者に相応しい形式を選んで、商業出版ができるように考慮しております。全てがより多くの読者に届くために「商業流通」を行います。本を書くのが初めての方でも、タイトル決めや目次作りなど基本的な部分からサポートしていきます。



出版に関するアレコレまとめ