【現在受付停止中】
玄武書房では商業出版(企画出版)の原稿募集をしております。こちらは自費出版ではなく「著者が負担する費用ゼロ」の完全な商業商業出版です。また募集している原稿は【シリーズ化】を考えています。つまり、常に数多くの原稿を募集していますので、著者デビューの可能性も高くなります。
・商業出版「自分だけじゃない」
・企画出版での原稿募集の主旨
・商業出版の募集要項【印税】
・応募および事前申告受付中
・原稿募集に関するコラム
商業出版「自分だけじゃない」
『自分だけじゃない』
このようなシリーズ化によるメリットは著者にもあります。今回、原稿募集をする書籍が完成すれば、その一冊の本の持つパワーは大きなものになると考えています。なぜなら、ひとりの“命を救う”可能性を秘めている書籍だからです。
そのような力のある書籍の“シリーズ”となれば、心が動かされた読者の立場からすれば必然的に他の書籍にも興味を持つはずです。多数の著者による書籍でありながら、同じようなパワーのある書籍を集めることで価値の高いシリーズ化を目指しています。
企画出版での原稿募集の主旨
<原稿募集の趣旨について>
生きていくなかで逃げることができない『苦悩』が誰にでもあります。それは先天性の(生まれもった)悩みかもしれませんし、後天性の(生活環境や社会の状況から来る)困難かもしれません。この商業出版の原稿募集では、そのような悩みを抱える人たちに手を差し伸べる本を作ることが目的となります。
例えば、うつ病による生きづらさであったり、職場のハラスメントや重度な残業や過労、恋愛における人間関係、先天性の病気や障がい、珍しい病気など、さまざまな悩みがあります。生きていくうえで発生する問題や苦悩を考えれば無限です。
自分が悩んでいるときに「大切な家族や友達だから相談できない」ことがあります。実際には、先に相談しておけば良かったいうこともありますが、その苦悩の真っ最中には相談できる存在とは思えずに、ただ“ひとりで悩んでいる”ことが多くあります。
<あなた(著者)に求めること>
この商業出版の原稿募集において、著者に求めることは「あなたの苦悩」の経験を、同じような苦悩を持つ、まさに“今”悩んでいる人たちと共有をしていただきたいのです。これは企画書ではなく「原稿募集」なので、あなたなりの完成品を応募してください。
『自分だけじゃない』
この気づきにより多くの人たちが救われます。著者には誰かを救う本を書いて欲しいのではなく、そのご自身の経験や考え方、もし苦悩を乗り越えられたなら“そのキッカケ”などを順を追って書いてもらいたいと思っています。
きっと商業出版の原稿募集ということで、少しでも良く見せたいという気持ちは出てしまうでしょう。しかし、必ずしもキレイな言葉や上手な表現が優れているとは限りません。その経験を読んだ人の心が動くのであれば、表現の優劣よりも、情熱や熱意をより感じられる作品を選びたいと思っています。
商業出版の募集要項
【現在受付停止中】
<年齢・性別>
まず年齢と性別は問いません。
ただし、未成年の場合には親御さんの同意が必要になります。
出版契約時には、著者本人と親御さんの署名捺印をしていただきます。
<募集内容>
著者が実際に体験した苦悩を一冊の本(原稿)にしてください。そして、苦悩から脱出できた人であれば、そのキッカケや経緯、苦悩中であっても向き合い方や姿勢などが読者に伝わるようにしてください。悩み苦しんでいる読者が「自分だけじゃない」という安心感を抱くことが最大の目的です。
=基本的な形式は自由=
・随筆
・エッセイ
・自叙伝、自伝
・日記
・記録
ただし、必ず抑えてもらいたいのは「本を読んで良かった」というリアルな喜びです。例えば、あなたの苦しい状況を伝えるだけで、何も解決策もなく“未来が見えない”ような本は必要ありません。この商業出版の原稿募集の趣旨でお話した通り「自分だけじゃない」という安堵感。そして、今よりも一歩でも前向きになれる内容にしてください。
おそらく、この原稿募集に応募を考えているということは、すでに苦悩を乗り越えた人か、苦悩との向き合い方に気づいた人だと思います。あなたの“気づき”を次の世代(同じ悩みを抱える人たち)に伝えてください。
<大まかな伝えてほしい内容>
・自分が経験した辛い想い
・なぜ、そうなったのか?
・自覚したのはいつ?
・周囲との関係性
・その悩みや症状の詳細
・どんな努力をしたか?
・結果、どうだったのか?
・立ち直るための行動
・立ち直れたキッカケ
・克服できた(中でも)喜び
など
<文字数>
この原稿募集は全てデータ上で行っておりますので、手書き原稿は受付しておりません。
原則:パソコン操作ができること
推奨:ワード、メモ帳などの文字主体のソフト
書籍1冊あたりのページ数は150~200ページを予定しています。
以下は、目安であり上限ではありません。
・400文字詰め原稿用紙:200~250枚
・文字数の目安:8万文字~10万文字
<出版形式>
こちらで原稿募集した商業出版は全て「オンデマンド出版」となります。
オンデマンド出版とは、ネット販売による【受注生産方式】で、在庫の概念がないので品切れもなく、半永久的に販売できる新しい出版システムになります。大手通販サイトAmazonと書店系の通販(楽天ブックス、三省堂オンライン)にて販売を行う予定です。
最大のメリットは在庫切れがなく「需要のある読者」を逃さず、長期間にわたって著者の想いを届け続けることができることです。時代や世代が変わっても、変わらない苦悩があります。単なる流行りや時代に流されずに、いつまでも読まれる可能性のある出版方式です。
<印税>
原稿の執筆そのものに対する報酬はありません。
販売部数に印税率をかけた金額になります。
当方の商業出版はオンデマンド出版になりますので「印刷部数=販売部数」になります。
・著者の印税:本体価格の10%
もし著者がデザイナーやイラストレーターの場合において、表紙デザインや挿入イラストをご自身で書くのであれば下記がプラスされます。
・デザインの印税:本体価格の3%
<注意点>
・応募いただいた原稿は約1~2週間ほどで、厳正なる審査の上、その結果をご連絡いたします。ご連絡を差し上げる結果としては、商業出版の「採用」か「追加募集(下記に詳細あり)」か「不採用」の3点のみになります。他社で行っているような自費出版への勧誘や営業などは行いません。
・万一、商業出版後において、その内容に重大な虚偽や過失があった場合、その事案によっては金銭的な責任を追及することもございます。嘘偽りのないようにご注意ください。
・今回の原稿募集に応募いただいた後に、当方のブログ等にて「あなたが応募したのと同じテーマ」での原稿募集することがございます。読者にとっての“より良い一冊”を出版するための原稿募集になりますのでご了承ください。約1ヵ月程、追加での他の原稿募集を行いますのでお待ちください。
・原則として、当方からの商業出版の採用通知が届き、出版契約書を送付して1週間以内での署名捺印と返信が行われない場合には全ての権利を失います。同時期の原稿募集や応募については十分にご注意ください。また契約締結後において、他社からの同原稿および類似原稿の商業出版は著作権違反にあたる可能性が高くなります。
・タイトルに関しては、より売れやすいタイトルを提案していきます。著者の意見を伺いながら、読者の目に留まりやすい最適なタイトルを考えていきます。もちろん、商業出版の原稿募集なので、より売れると判断すれば、当方の意見を優先して採用する場合もあります。
応募および事前申告受付中
【現在受付停止中】
応募の際には以下を厳守してください。
ひとつでもミスがあれば正しく受け付けることができません。
原稿募集予定の人たちも受付可能です。
<応募時のメールタイトル>
「自分だけじゃない原稿募集」
※これから原稿を書く場合には下記のタイトルにしてください。
「自分だけじゃない原稿募集(宣言)」
<応募先>
受付停止中
※迷惑メール対策用として全角「@」表記にしているため、 半角「@」に修正してから送付ください。
<必要事項>
以下の9点(未成年者は10点)をメール本文にご記入ください。
1.氏名
2.著者名
3.郵便番号
4.住所
5.電話番号
6.年齢
7.タイトル
8.書籍で扱う悩み
9.文字数
もし文字数が不明な場合は下記で調べることができます。
https://phonypianist.sakura.ne.jp/convenienttool/strcount.html
http://www1.odn.ne.jp/megukuma/count.htm
※未成年の場合は以下が必須です。
10.親の同意の有無
<原稿添付>
お忘れなく。
※もしウィルスチェックに引っかかった場合には受付できません。
現在、原稿募集中のテーマ(悩みや症状)
<うつ病>
2019/11/28-追加募集開始 | 受付終了予定-2020/2/29
<その他>
常時、募集しています。
お気軽にご応募ください。
原稿募集に関するコラム
以下、商業出版における原稿募集や企画募集についてのコラムです。これから商業出版を目指している人たちの参考になれば幸いです。今回の企画出版の原稿募集とは全く関係ありませんので、お時間のあるときに気軽にご覧ください。
<商業出版の難しさについて>
一般的な商業出版(企画出版)において、普通は原稿募集というのは行っていません。本来であれば「企画書」の提出が先にあります。つまり、どんなに素晴らしい原稿が手元にあったとしても、出版社の担当者が読むということはありません。これは当方でも基本的には同じスタンスなので、この原稿募集はイレギュラーだとお考えください。
実際に、企画の持ち込みから商業出版される可能性は「1000作品のうち1~3作品」程度しかありません。これがいかに高いハードルかはご理解いただけると思います。まずはプレゼン力がなければ企画書が通ることはないということです。プレゼン力は文章力とは異なりますので、必ずしも文才のある人が商業出版できるわけではありません。
仮に企画が通過しても出版に至らないケースも多数あります。著者のレベル不足や時代の流れと内容が合わないなど理由はさまざまです。また無事に商業出版されたとしても、その本が売れるかどうかも難しいところです。年間7万冊もの新刊が発行されている時代なので、簡単にヒットすることはありません。
<商業出版デビューまでの道のり>
まずは企画および原稿募集をしている出版社が減っているのが現状です。小説やラノベなどは賞への公募という形での原稿を募集しています。結果的に大賞や優秀賞を獲得できた作家には商業出版デビューのチャンスが生まれます。あくまで可能性であって、大賞=商業出版とならないケースもあります。
エンターテインメント系の小説やラノベ以外の実用書や専門書、ビジネス系や啓発本などの企画出版などの商業出版は原稿募集ではなく、原則として「企画書の持ち込み」になります。これもまた企画募集が少ないので、なかなか商業出版できる人は少ないです。
このような企画書の持ち込みに関しては、大賞など出版数の制限がないので、売れそうな作品があれば商業出版できそうな気がしますが、現実的にはエンタメ系の小説よりも難しいと思います。最低限、企画書の書き方くらいは勉強しなくてはいけません。
<企画出版の原稿募集は少ない>
以前は商業出版および企画出版でも原稿募集は行われていました。原稿の持ち込みから出版するパターンもありました。今は、各出版社のホームページを確認してみても、最初は「企画書」の持ち込みと限定されているところが多いです。
特にインターネットの発展により著者(デビュー前含む)と出版社のやりとりが便利になって、気軽に応募できる時代です。昔であれば、実際に出版社に原稿を持って行って担当者に直談判的な持ち込みスタイルだったわけです。気軽に応募する感じもなく持ち込む勇気も必要になります。
今はネットで気軽に応募ができるわけで、その気軽さ故に審査が落ちても大して気にしない人が多くなっています。気軽に申し込みができる弊害として、その熱意や情熱が伝わりにくい時代になっています。つまり、企画書というハードルを設けることで、著者の振り分けをしています。
<企画募集が少なくなった原因>
企画募集が少なくなった原因としては『本が売れない時代』という大前提があります。皆さんは著者としてデビューしたいと思っている人たちなので、どちらかと言えば「本を読む人」だと思います。それでも、本以外の娯楽が増えているので、本と接する時間は少なくなっているのではないでしょうか?
商業出版の原稿募集どころか企画募集が少ないのは出版社側の事情になります。こればかりは会社や商売としての利益が絡んでくる部分と時代の流れ的に仕方がないと思います。そのような可能性が減っている事実を知ることで、商業出版するためのチャンスをどこに求めれば良いのかがわかると思います。
・原稿を読む時間がない
本が売れにくい時代ということは、売れやすい本に力を入れた方が効率が良いわけです。例えば、無名の新人作家(著者)の本よりも、メディア露出の高いタレントや著名人の本を作った方が売りやすいのは言うまでもありません。以前は無名の新人でも育てていくというお金や時間にも余裕がありましたが、それも今では厳しい状況です。
・企画書のレベルが下がった
これは私の持論ですが、企画書のレベルが下がったのは「SNSの普及」が影響していると思います。SNSという気軽に「自分を発信できるツール」によって、現代人の文章の質が低下しています。そのような気軽な文章は発信しっぱなし状態となり、何の責任も無ければ、自分で読み返すことすらしていません。その感覚が企画書にも見え隠れしています。
<企画出版という名の自費出版>
企画出版という言葉は、以前と現在では使われ方(意味)が違います。本来の「企画出版」は、著者の負担がなく出版できるという意味ですが、現在は「出版社が企画をサポートする出版」という曖昧な定義として使われています。簡単に言えば、自費出版を企画出版と呼んでいる出版社もあります。
さらには、著者の負担がない商業出版や企画出版の原稿募集をしておいて、そこに応募してきた人たちに自費出版の営業をしていくという悪質な出版社が存在します。驚くことに、皆さんも一度は聞いたことがあるような大手出版社でさえやっている悪質商法になります。
覚えておいて欲しいのは「企画出版」は、必ずしも著者の負担がない出版ではないということです。ネット辞書と呼ばれる『ウィキペディア』には、出版社が全てを負担するというニュアンスで書かれていますが、その情報は間違っているのでご注意ください。
<原稿募集における注意点>
商業出版の原稿募集において、先ほど書いたように自費出版なのか(著者の負担があるのか)を確認しておきましょう。原稿募集で通過したものが、著者負担ゼロとは限りません。現に、当方で扱っている「ブランディング出版」に関しては自費出版です。こちらは原稿募集ではなく企画書応募と審査があります。
ここで勘違いして欲しくないことがあります。商業出版の本と比べて「自費出版」が劣っている話ではありません。あくまで誰が費用を負担するかの問題なので、本のクオリティや需要とは別の内容です。あなたが商業出版したいと思っている目的に合わせて活用してください。