自己啓発本とは【自分の意識が変われば周りも変わる】

自己啓発本とは、簡単に言えば「自分を変えるために読む本」です。無知な自分(自己)を認識して、新しい知識を得たり、より高い意識を持てるようになるための手段として読書を活用することができます。ただし、自己啓発本は「合う合わない(当たりはずれ)」が大きいジャンルです。

<目次>
・自己啓発本とは何か?
・あなたに合った自己啓発本とは?
・だまされないように要注意
・著者デビューしたい方へ
・自己啓発本の書き方

自己啓発本とは何か?

自己啓発本とは、どのような本かと明確に伝えるのは難しいところです。なぜなら、自分を高めるための本というのはビジネス書や実用書のなかにも、その要素が含まれているからです。他にもスピリチュアル系であったり、恋愛系の内容だったり多種多様です。

一般的な自己啓発本とは、心理学の要素が強いと思われがちですが、そうとも限りません。以下のような科学や人体、習慣や技術的な要素も多く含んでいます。結果的に、その種類の多さで「自分が何を読めばよいのか」がわからなくなります。

<成功論>
自己啓発本のなかでも多いのが「成功」を意識させる内容です。起業や開業などのビジネス系の書籍も多くありますが、もっと曖昧な成功体験をテーマにした本もあります。どちらかと言えば、ビジネスマンやキャリアウーマンなど仕事上での自分を変えたい人が読むことが多いです。

<スピリチュアル>
正直、かなり難しい自己啓発本のひとつです。一歩間違ったら詐欺的な要素も含んでしまうので取り扱いは注意が必要です。基本的には精神論や感覚論または自然論が多いので、単純に「わかる人にはわかる」「好きな人には受ける」という内容になります。基本的には女性がハマりやすいです。

<自己鍛錬>
身体を鍛えることにより精神も鍛えるというような内容が多いです。どちらかと言えば、ストイックな性格の人に向いています。基本的には男性に人気ですが、最近は女性の美容系マッチョ関連の自己啓発本も増えています。これはインスタが普及した影響が強いです。

<意識改革>
大まかには“ポジティブシンキング”的な内容を含んだ自己啓発本のジャンルになります。どんなことにも前向きに向かっていくこと、その考え方や行動について書かれていることが多いです。この手の本は誰にでも書きやすいので、タレントや芸人さんが書いている本が売れています。

<生活習慣>
日常の習慣(行動や意識)を改善することから自分を変化させようという内容です。今でいう“意識高い”系のジャンルですが、その内容によっては健康的な生活になったり、効率よい行動ができるようになったりと一般的な自己啓発本にプラスアルファの要素もあります。

<対人関係>
家族や職場、ご近所さん付き合いなど生きるうえで不可欠なコミュニケーションに関する内容です。精神論よりも技術論に近い内容を多く含みます。個人的に“社会人になりたて”の頃には率先して読んでいた記憶があります。比較的、著者の個性やクセが少ないので読みやすいです。

<恋愛系>
婚活カウンセラーや恋愛コンサルタントなどの肩書きの人たちが出版することが多い自己啓発本です。心理学というジャンルは“誰でも書ける”ので「当たりはずれ」が多いです。女性著者の視点で書かれたものが多いので、男性が読むなら心理学者のような専門家の本が良いでしょう。

<技術系>
速読のスキルを磨くことによって時間効率を高めたり、整理術によって身の回りだけではなく頭の中までスッキリするというような新たな技術を得ることで自分を変えていくための自己啓発本です。SHOWROOMの代表である前田裕二さんの書籍「メモの魔力」などが有名です。

あなたに合った自己啓発本とは?

あなたが欲することは何かによって「自己啓発本」の選び方も変わってきます。先に示したように「自己啓発本」とひとことで言っても様々なので、自分に何が必要かを考えておかないと本選びにつまづくかもしれません。まずは自分の欲求と向き合ってください。

質問「あなたはどうなりたいですか?」

その欲求が“特定の悩み”から来るものであれば、その悩みを解決する直接の手段を探すのが良いと思います。例えば、コミュニケーションに難があるなら、対人関係の自己啓発本が良いです。さらに、その悩みの根源は単なる話術の問題なのか、人との距離感の問題なのかによって選ぶ本が変わります。

他にも、恋愛に悩んでいる人がいるとします。しかも、異性と話すことはできるが、出会いがそのものがないと感じているのであれば、選ぶべきは「出会いの手段」についての本になります。しかし、恋愛系の本の多くは精神論が多いので、手段や知識をまとめたような本は少なめです。

あなたに必要なものは何か?それが明確になっていなければ、必要のない本を買ってしまうかもしれません。もちろん、別の内容だとしても何かしら学べる点はあると思いますが、あなたの評価としては「イマイチ」となるはずです。あなたの欲を満たす本を探しましょう。

よくある表現として「自分が変わると周囲が変わる」という言葉があります。

自己啓発本とは、その手助けや後押しをしてくれる“導きの書”になるものです。正直、本人だけでは「ちゃんと変われた」という認識をするのは難しいので、その変化に対する指標は第三者になります。つまり、自分が変われたと気づけるのは「周囲の反応」による部分が大きいのです。

自己啓発本とは、自分にとって“かけがえのない一冊”になることも多いです。それは何かに悩みや不安を感じている人たちが、それを解消したいと考えて読むからです。つまり、あなたは「影響されやすい状態」になっているので、まちがった知識や見解を植え付けられないように注意しましょう。

だまされないように要注意

さすがに「だまされないように!」は言い過ぎかもしれませんが、自己啓発本を探している人は「騙されやすい状況」に陥っている可能性が高いです。自分を変えたいと思って行動することは素晴らしいことですが、そのために泥沼にハマらないように注意してください。

自己啓発本を活用するためには「自己啓発本とは何か」を頭の片隅で良いので、覚えておいて欲しいと思います。自己啓発本とは自分を“良い方に”変化させるための本です。それは、単なる一時しのぎの技術論や精神論ではないはずです。

ちょっと注意が必要なのは「スピリチュアル系」です。このジャンルの自己啓発本とは距離感を大切にしてください。その本のひとことが「心の闇を浄化してくれた」ような感覚に落ちやすいので、信者的な存在を産み出してしまう危険性を秘めています。

逆に言えば、スピリチュアル系のビジネスをしている人たちは、本を出版することで信者を集めることが可能ということになります。正直、テレビに出演すると一気に顧客は増加しますが、簡単に出演することはできません。しかし、商業出版であれば簡単にできてしまいます。

著者デビューしたい方へ

最近は自己啓発本を出版したい人が増えています。これは時代の流れも影響していると思います。今の時代、個性を重視する傾向にありますが、個性を主張するということは、周囲から隔離されるリスクがあるということにもつながります。個性を出すか、大衆に馴染むか、生き方を問われる時代です。

タレントのような人気稼業であれば、その両立は可能になります。しかし、一般社会のなかで生きていくには個性を主張する生き方は難しいと感じる人が多いと思います。そのような現代ならではの悩みは数多く存在します。人生のシチュエーションだけの悩みが無限に存在します。

もし自己啓発本の著者としてデビューしたいのであれば、その需要をどれだけ見極めることができるかに尽きると思います。あとはキーワードの選定をしていきましょう。読者が何を欲しているのか、それを明確にすることで「何を書くべきか」が見えてくると思います。

著者として注意して欲しいことは「自己啓発本とは人を変える力を秘めている」ということです。もちろん、あなたの自己啓発本で“伝えたい”と思っているということは、その本を読んで、誰かに影響する可能性があることはご理解いただけていると思います。それを悪用だけはしないでください。

自己啓発本の書き方

自己啓発本の書き方とは、基本的には読者視点になって、読者が求めるものを書いていくのが一般的です。しかし、それだけでは個性が強くなり過ぎる危険性があります。個性が強いことはいけないことではありませんが、読者を選んでしまう本になるかもしれません。

第三者的・客観的な視点を入れることによって、より著者の信頼性を高めることが可能です。自己啓発本とは人(心)を動かす力がある本。つまり、入り込み過ぎた読者を一瞬でも冷静にさせてあげることで、著者との距離感を保つことができます。

ちょっと抽象的な話で分かりにくいかもしれませんが、例えば、自己啓発本のなかで「私はこうです」「私ならこうする」「私はこう思う」という自己主張だけでは我の強い印象を与えてしまいますが、その理論に客観的な数値(行政の調査結果など)が含まれていると信憑性が生まれます。

自己啓発本とは、著者の想いがダイレクトに伝わりやすい本とも言えます。だからこそ「心に響く一冊」となり、著者のことを信頼する信者が生まれやすいのです。その著者(神や教祖的な存在)になることの意味
を十分に理解しておいてください。

もちろん、私は出版する(させる)側の人間ですが“読者”でもあります。どちらの立場からも、優秀な著者が誕生することは嬉しい限りです。さらには一緒に読者の心を動かせる自己啓発本を出版できればこれ以上の喜びはありません。

玄武書房の商業出版について

当方(玄武書房)では“3種類の商業出版”を用意しています。それぞれの著者に相応しい形式を選んで、商業出版ができるように考慮しております。全てがより多くの読者に届くために「商業流通」を行います。本を書くのが初めての方でも、タイトル決めや目次作りなど基本的な部分からサポートしていきます。



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