自費出版【広島県】費用の相場がわかる出版社一覧

広島県で自費出版をしたい人向けの情報です。今後の出版社選びの参考にしていただければ幸いです。その自費出版の目的によって選ぶべき出版社も変わりますので、まずはご自身の目的を明確にしておく必要があると思います。それについても合わせて説明しています。

<目次>
・広島県の自費出版の相場
・自費出版の目的について
・広島県の出版社一覧(紹介と費用)
・費用不明な出版社一覧

広島県の自費出版の相場

基本的に自費出版の相場には「全国相場」と「地域相場」があります。今の時代はインターネットなどの連絡手段がありますので、全国どこでも対応ができる出版社が多いです。つまり、特に広島県内の出版社にこだわる必要はないと思います。

もちろん、直接、顔を合わせて打ち合わせができると安心感はあります。ただし、先に「地域相場」があるとお伝えしました通り、競合他社が少ない地域では高額な費用になりがちです。出版社が少ない地域では、価格競争が起きにくいので仕方ありません。

<全国の自費出版の相場>

・超大手の出版社:約200万~500万円
・中堅どころの出版社:200万円
・知名度の低い出版社:50~100万円

広島には大手はありませんので、中堅から小規模の出版社になります。地域柄、もともと印刷主体の業務の会社が自費出版を扱っているパターンも多いです。もちろん、本の編集やクオリティを維持するという視点で考えると「出版社」が良いと思います。

実際に、印刷会社の自費出版は安いと思います。ただし、格安で利用しようと思ったら「条件」があります。それは、すでに完成した原稿がある(もしくは完成させてから依頼する)なら、ただ本を印刷(製造)するだけなので費用は安くなります。あくまで保存用の本です。

大雑把ですが、広島県の自費出版の相場のイメージをお伝えします。保存用なら【20~50万円】程度、商業出版であれば【50~150万円】程度になると思います。完成した原稿があるなら10万円程度で格安の自費出版も可能だと思います。

<自費出版の目的>

・保存用なら約10~50部(多すぎると在庫管理が必要)
・商業出版で約1000~2000部(+30~100万円)

<現状確認>

・原稿はデータで編集などは一切不要:追加費用なし
・原稿はデータだが編集などは必要:追加費用10~30万円
・完成原稿がない::追加費用10~30万円
・原稿は手書きである:文字数×0.5~1円程度の費用が追加

自費出版の目的について

まず自費出版において大切なことがあります。あなたの『目的が何か』を明確にすることです。その目的によって、出版までの作業や流れが変わるので、後から変更するのも難しくなります。あまり深く考えても進まないので、ここでは単純に「保存用」か「商業用」かの2択で考えてください。

保存用は「家族や親族の保存用」という意味で、商業用は「一般読者向けの商業出版」のことです。自費出版は“著者の負担で出版する”わけですから、どちらを選んでも良いです。ただし、商業出版の場合には、その先に『身内以外の読者』がいることをお忘れなく。

<家族や親族の保存用>

例えば、詩集や句集、写真など、ご自身の趣味の本を作りたい人、もしくは家族や親戚のような身内に伝えたいことや残しておきたいことをまとめた本は保存用となります。商業流通させないので、正直、どのような内容であっても問題ありません。

とは言え、やはり「本」としての最低限の目的を維持する必要があります。誰に何を伝えたいのか、何を感じて欲しいか、もしくは自己満足だと割り切ってしまうのか。まあ保存用なので、そこまで深刻に悩むことでもないかもしれません。

せっかくなら「読まれる本」を作って欲しいと思います。できれば身近な人でも良いので、原稿を見てもらって感想を聞いてみることをオススメします。保存用なのでプロ目線でなくても、ちょっとした気づきや修正でより伝わりやすい本になることがあります。

<一般読者向けの商業出版>

基本的には、本の編集を専門的にあつかう業者(出版社)が良いと思います。どんなに保存用の書籍の実績があっても、それは“保存用レベル”の書籍クオリティです。やはり不特定多数の読者を意識した書籍を作るのは専門家でなければ難しいと思います。

もし、もともとは保存用として考えていた本を「どうせなら商業出版してみたい」というような浅い考えで商業出版するのは辞めておきましょう。どうしても書籍としてのクオリティが低いので、読者の評価も低くなります。結果的に、著者自身が傷つきます。

それだけ商業出版の持つハードルというのは高いです。もちろん、出版社側も「出版する本には責任がある」ので、質の低い本を扱いたいとは思わないはずです。そのため、どうしても商業出版型の自費出版は費用が高額になってしまいます。

広島県の出版社一覧(紹介と費用)

広島で自費出版ができる出版社一覧です。安全性や公平性を保つために“明朗会計”の業者に絞りたかったのですが、あまり絞ると選択肢が減ってしまいます。そこで今回は費用が非公表の出版社も混ざってしまいますので、事前に見積もりを依頼してください。

ここでは、おおむね200ページ程度の本を作るときの『最低価格(税別)』を目安に記載しています。それぞれのサービス内容も把握しておきましょう。正直、自費出版の費用はピンキリなので、細心の注意が必要だと思います。何事も慎重にご注意ください。

 

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紹介:全国対応可能。自費出版と商業出版ともに扱っています。自費出版に関しては「親族の保管用」と「商業出版」のどちらも可能です。また個人事業主向けのブランディングを目的とした出版に強いです。また家族向けの丁寧親切な本作りが人気です。

<家族保存用の自費出版>
費用:18~28万円
部数:30部(増刷可能)

<商業出版型の自費出版>
費用:36万円
受注生産なので部数制限なし
★プロの監修による商業出版★

<連絡先>
092-231-8318(外出が多いため下記へ)
090-6533-3700(担当:シン/受付時間10時~20時まで)

 

出版社名:南々社

自費出版をサポート - 図書出版 南々社
図書出版 南々社 広島カープ、広島ご当地本や医療シリーズ、温泉シリーズ、自費出版を出版しています

紹介:広島市東区にある出版社。ホームページには、ざっくしりた金額『50万円から』と書いているだけなので、まずは詳細な見積もりをもらうようにしてください。商業出版は希望しても出来ない可能性(審査?)もあるので、一般的な相場からすれば高額かもしれません。

<家族保存用の自費出版>
費用:50万円
部数:部数不明

<商業出版型の自費出版>
審査によって書店へ並べるらしい。
希望する商業出版はできない可能性も。

<連絡先>
082-261-8243(営業時間:日中)

 

出版社名:しおまち書房

リトルプレス(自費出版・電子書籍) | しおまち書房<公式サイト>広島
しおまち書房は、広島で自費出版・リトルプレス編集を行う小さな出版社です。あなたの気持ちや想いを「コトバ」や「カタチ」として発信するお手伝いを致します。デジタル(サイト・電子書籍)からアナログ(印刷物・出版物)まで、表現されたいコンテンツに適...

紹介:広島市南区にある出版事業者。ホームページなどが業務主体のようですが、出版業務も手掛けています。小規模な部数での出版や電子書籍などが得意。いわゆる商業出版には強くなさそうです。保存用の自費出版で印刷するだけなら安いかもしれません。

<家族保存用の自費出版>
残念ながら、費用の表示はありませんでした。
まずは見積もりをもらいましょう。

<商業出版型の自費出版>
あまり一般的ではありませんがBASEなどを利用。
独自の販売をしているように思います。

<連絡先>
不明(営業時間:日中)

 

出版社名:タニシ企画印刷

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紹介:広島市中区にある印刷会社。いろんな印刷物を得意しているようで、名刺のようなオーソドックスなものから介護帳票など珍しい印刷物も手掛けています。部数が少なめの保存用の自費出版であれば格安で利用できるかもしれません。

<家族保存用の自費出版>
<商業出版型の自費出版>
残念ながら、詳細の表示は何もありません。
まずは見積もりをしてみましょう。

<連絡先>
082-532-1315(営業時間:日中)

費用不明な出版社一覧

広島で自費出版サービスは数が限られています。印刷会社も多いので、すでに完成した原稿が手元にあって保存用の本を作りたいのであれば格安で可能だと思います。逆に言えば、商業出版を希望するのであれば、やはり出版を主体にしている出版業者がオススメです。

今回のように選択肢が少ないと、広島の出版社だけで考えるのは難しいかもしれません。何を目的として出版をしたいのか、正しく伝えることができるようなサポートがあるかなど、出版社選びはポイントを抑えておけば選択肢も限られてくると思います。

▼サンヨーメディア印刷:広島市西区/082-292-3488

▼ザメディアジョン:広島市西区/082-503-5035

▼ニシキプリント:広島市西区/082-277-6954

玄武書房の自費出版について

出版に関するアレコレまとめ