出版社に自分の原稿や企画書を持ち込みたいけれど、具体的にどうすればよいのか分からない方も少なくないでしょう。
商業出版にも対応可能な玄武書房が、企画書や原稿を出版社へ持ち込みする方法やポイント、また持ち込んだものを読んでもらうためにはどうしたらよいかについてご説明いたします。持ち込みを迷われている方の参考になれば幸いです。
出版社に企画書や原稿を持ち込みする方法とポイントは?~持ち込みも歓迎の出版社・玄武書房~
出版社に企画書や原稿の持ち込みをするには、具体的にどうしたら良いのでしょうか?その方法とポイントを、順を追って説明いたします。
出版社選び
大前提として、商業出版の原稿や企画の持ち込みを受け付けている出版社はそれほど多くはありません。一方、自費出版の場合は多くの出版社が持ち込みを受け付けています。
まずは自分の希望する方法での出版が可能であるかを、出版社のホームページでご確認ください。また、持ち込みをするには、あなたが出したい書籍のジャンルが対応可能な出版社であるかどうかの確認も必要です。出版社のホームページには「書籍紹介」や「事例紹介」のページがあるので、必ず事前にご確認ください。
ジャンルごとの持ち込み可能な出版社はこちらをご参考ください
持ち込み方法
出版社のホームページにある持ち込みに関するページで、持ち込み方法の確認を行いましょう。
企画書や原稿の持ち込み方法については、郵送やメールでの応募に限定している出版社がほとんど。一部直接企画書や原稿の持ち込みに対応している出版社がありますが、基本は郵送やメールと考えておくと良いでしょう。
持ち込む原稿を準備する
持ち込んだ企画書や原稿は返却がされないケースが大半なため、事前にコピーを用意しておきましょう。
もし企画書や原稿を手書きで書いた場合、書籍化する際にデータ化するため、別途費用が必要となることも考えられます。そのため、手書きは避けてWordで原稿を作成するなどデータ化しておいた方が編集者とのやり取りもスムーズになります。
持ち込む原稿のポイント
郵送やメールで応募後、企画が通れば編集者との打ち合わせに入ります。
その際、以下の点を中心に話を進めますのでご自身の意見をまとめておくことが必要です。
- 出版目的
- ターゲットの明確化
- 書籍の出版部数やジャンル
- どのようなかたちで出版したいと考えているのか
- 原稿や企画に込めた思い
持ち込みから書籍化まで、編集担当者とは長い付き合いになるもの。お互いの相性についても確認しながら進めていくことが大切です。
出版社に持ち込みした企画書や原稿を読んでもらうには?
出版社に企画書や原稿を持ち込んでも読んでもらえなければ意味がありません。では、読んでもらうにはどうすれば良いのでしょうか?
編集者に読ませるためにはコネクションを作るのがベスト
著名な作家や付き合いのある外部スタッフからの紹介として原稿を渡すことで、見てもらえる確率はかなり高くなるでしょう。原稿作成以外にもコネクション作りにも力を入れることをおすすめします。
持ち込む出版社は1~2社に絞り、徹底的に研究を
まずはさまざまな出版社を見て、自分の考え方や方向性に合っていると思える出版社を見つけてください。合致する出版社を見つけたら、その出版社の特徴や書籍制作に関する理念を研究します。
原稿の持ち込みに成功したら研究した内容を元に「この企画は御社から出版するから意味がある」と積極的にアピールすることでほかの持ち込み者と差別化できますし、熱い想いを語ることで編集者の胸を打つ可能性も出てきます。
具体的な数字を出して「売れる」と思わせる
出版社は書籍の「売れ行き」を重要視しています。自身が書籍を出せば「これだけ売れる」という根拠を分かりやすく数字化すると出版社を説得させることができるでしょう。
例えばSNSのフォロワー数が数千から数万単位いるなど、強力なマーケティングになりそうな内容を伝えられれば良い反応を期待できるかもしれません。
厳しい持ち込みの現状・出版業界の不況~商業出版の持ち込みも対応する玄武書房~
実は持ち込み原稿は、そもそも歓迎されにくい傾向にあります。それは、少なからず厳しい出版業界の現状が関係しています。
持ち込み原稿が歓迎されない理由
無名の著者が原稿を売り込むのは非常に大変なことです。
通常は編集者が企画を立ててから編集会議を通して著者に執筆を依頼する方法が商業出版の基本。そのため、持ち込み原稿を真面目に読んで出版するという発想は、編集者にはないと考えておいた方が無難です。
大手出版社には毎日持ち込み原稿が送られてきて、中堅出版社でも月に数十本くらいは送られてきます。しかし、それらの原稿が書籍として出版されるのは非常に確率の低い話。まず、目を通してもらうこと自体難しく、連絡すらもらえないケースもあります。
厳しい出版業界の現状
出版業界は1990年代から現在までずっと不況状態。実績のある著者でさえ出版を断られるケースもあるほどですので、実績のない著者の書籍に対して費用をかけて出版する余裕などなのです。
けれども、費用を十分に回収できそうな内容の企画であれば話をきいてもらえる可能性があります。ただ、持ち込み原稿が出版までこぎつけるのはごく稀であるという現実は忘れないでください。
玄武書房では、商業出版を目指す方からの企画書・原稿の持ち込み(応募)を歓迎いたします。ただし、質の高い本を作ることを意識しているために審査を他の出版社よりも厳しくしています。応募条件を設けていますので、条件を満たした上での応募をお願いいたします。
商業出版をご希望の方は玄武書房へ!企画書段階での持ち込み(応募)も歓迎!
持ち込みから書籍の出版を目指すのであれば、出版社選びとその後の売り込み方も含めて、徹底的に研究する必要があります。
それでも長引く出版不況の影響もあり、企画書や原稿の持ち込みから商業出版として書籍化できるのはほんの僅かな確率です。そもそも持ち込みが歓迎されにくい傾向にあり、読んでもらうことさえできないことも珍しくありません。
玄武書房では、商業出版を前提とする原稿や企画書の持ち込み(応募)を受け付けています。応募条件をクリアしているものに関しては全て目を通していますので、ぜひご応募ください。
お問い合わせフォームからご連絡いただく際に、「商業出版希望」とご記入ください。その後、企画書をお送りいただきます。
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持ち込みで出版も可能な玄武書房
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